2. よりわかりやすいロゴマークへ
ロゴマークはその後も変化し、1989年には以下のロゴマークに変更されています。 (画像引用元:TOYOTA) これは遠くから自動車を見た時に、どの車がトヨタであるのかひと目で分かるようにするためだそうです。 また、楕円形がかさなるこのロゴマークには、トヨタ自動車とお客様、世界とのつながりが表されているとのこと。 ちなみにこのロゴマーク、なんと制作に5年もの歳月を費やしているのだとか。トヨタ自動車がいかにロゴマークを重要視しているのかがわかります。 自動車のエンブレムというのは、自動車メーカーにとっては名札のようなもの。対外的に恥ずかしくないものをつけるのはもちろんのこと、ユーザーに対する姿勢を込めることによって、企業の決意の姿勢を表すこともできます。 トヨタ自動車にとって、ロゴマークの歴史はまさに決意の歴史なのかもしれません。 世界的な企業となるための決意として、ロゴマークとともに社名を変えるというのは、なかなかできない大きな決断であると同時に、決意の表れとも取ることができます。 こうした決断の積み重ねが、今のトヨタ自動車の強さにつながっているのかもしれません。 ※参考サイト TOYOTA 【豆知識】登録商標の変遷(トヨタ企業サイト)トヨタ・TOYOTAのIllustrator(AI・PNG形式)ロゴ素材