
AT&T(エーティー・アンド・ティー)
ブランド概要
AT&Tは、アメリカ・テキサス州ダラスに本社を置く世界有数の通信企業です。携帯電話、5G、光ファイバーインターネット、固定通信、法人向けネットワーク、IoT、サイバーセキュリティなどを提供しています。
電話の発明とともに始まった長い歴史を持ち、現在は5Gと光ファイバーを中心とする通信インフラ企業として、アメリカの個人・法人顧客を幅広く支えています。AT&T公式企業概要
歴史
AT&Tの歴史は、1876年にアレクサンダー・グラハム・ベルが電話を発明したことに始まります。翌1877年、電話を事業化するため「Bell Telephone Company」が設立されました。
1885年には、アメリカ初の長距離電話網を建設・運営する会社として「American Telephone and Telegraph Company」が設立されました。この英語名の頭文字が「AT&T」です。
20世紀には「ベル・システム」と呼ばれる巨大な電話ネットワークを形成しましたが、独占禁止法に基づく合意によって、1984年に地域電話会社7社へ分割されました。
2005年には、分割会社の一つを起源とするSBC Communicationsが旧AT&Tを買収。世界的な知名度を持つAT&Tの名称を引き継ぎ、現在の「AT&T Inc.」となりました。AT&T公式ブランド史
ブランド名の意味
「AT&T」は、旧社名である次の名称の頭文字です。
American Telephone and Telegraph Company
- American:アメリカ
- Telephone:電話
- Telegraph:電信
日本語では「アメリカ電話電信会社」という意味です。「&」を含む短い名称は、現在では通信そのものを象徴する世界的なブランド名となっています。
ロゴの由来・意味
AT&Tの初期ロゴには、電話の発明者グラハム・ベルに由来する「ベル(鐘)」が描かれていました。このベルマークは、長年にわたり電話サービスとベル・システムを象徴していました。
1984年の企業分割を機に、ベルマークから青い地球型のロゴへ変更されました。デザインを手がけたのは、著名なグラフィックデザイナーのソール・バスです。
円を横切る複数の曲線は、地球、通信回線、世界中を流れる情報を表現しています。この形は「Death Star」という通称でも知られるようになりました。
2005年には立体感のあるデザインへ変更され、2015年には現在の平面的でシンプルなロゴへ刷新されました。青色は信頼性、技術力、通信の安定性を表し、白い曲線は世界を結ぶネットワークと情報の流れを印象づけています。AT&T公式ロゴ変遷
ブランドメッセージ
AT&Tは、通信によって人々を新しい可能性へつなげるという考え方を掲げています。
「Connecting changes everything.」
日本語では、次のような意味です。
「つながることで、すべてが変わる。」
人、仕事、社会、情報を通信ネットワークで結び、より多くの可能性を生み出すというブランドの役割を表しています。
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